振り返った先のラリアット

気の向くまま、風の吹くまま

驚異的な...あの人

直訳なタイトル。これだけじゃ、誰かわからない。

 

英語にしますと、" Phenomenal "

 

そう...

 

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この人。

 

最近プロレス界では話題になっているお方。

プロレス好きなら知らない人はいないだろう。

 

AJ Styles

過去に参戦したことある団体:ROH、TNA、RevoPro、新日本

タイトル歴:TNA世界ヘビー級王座、TNA-X-Division王座、IWGPヘビー級王座etc...

フィニッシュ:Styles Clash、Calf Killer、Spiral Tap

 

本当はもっと色々書ける選手なんだが、詳細はWiki

A.J. Styles - Wikipedia, the free encyclopedia

 

 

さて、本題に入る前に、背景を順に説明しておこう。

 

2016/1 上句

1つの噂がプロレス界に走った。それは、

「新日本のAJ Styles、Karl Anderson、Doc Gallows、中邑真輔WWEへ行く」

というものだ。

この時期というのは選手達の契約更改時期なので、ぶっちゃけこんな噂は毎年のように出ていた。

私も最初はこの噂を面白半分に留めておいただけだった。

 

しかし、ちょうどこの噂と同時期にWWEはあるサービスを開始した。

それが「WWE Networkの日本サービス開始」である。

 

WWE Networkとは...

月9.99$払えば、誰でも、過去のPPV、RAWやSmackdown、NXT、オリジナル番組までも、好きなだけ視聴できるという画期的なサービスである。

プロレス界で未だかつて、こんな太っ腹なサービスを展開している団体は他になかった。(後に新日本がこれを模して、新日本プロレスワールドを開始している)

 

そのサービスが噂と同時期に開始されたのである。

 

これを重ねて、胸中嫌な思いが渦巻いた。

そんな思いを知る由もなく、事態はさらなる展開を見せた。

WWEの公式Twitterが「AJ、Anderson、Gallows、中邑真輔WWEで成功を掴めるのか?」という己の記事を執筆、ツイートしたのだ。

 

他団体のTV番組に出演している選手に触れるなど、WWEでは決してあり得ない。WWEのボスであるビンス・マクマホンがそれを許さないからだ。

だが、公式のTwitterでこのような呟きが流れた。

 

これをもう、確定だ。そう感じた。

 

そして、その後、新日本プロレスの年間最大興行、「Wrestle Kingdom 10」が終わり、その直後の後楽園ホール大会で、それは起きた。

 

 

AJ Styles、BulletClubを追放

 

 

ケニー・オメガが背後に忍び寄り、まさかの片翼の天使を決めるという展開。

 

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これはファンにとっては、あまりにもショッキングな出来事だった。

 

事実、私もこれを目撃し、思わず口から叫びが出た。

 

何故なら、バレットクラブにとって"追放"とは、"新日本を離れる"ことを意味するからだ。

過去にバレットクラブの創始者であるプリンス・デヴィットも同じように追放され、新日本を退団した。

 

これはプロレス界を揺るがすニュースとなった。

あの噂は単なる噂ではなく、確定的な情報となった。

 

 

しばらくして、再び新日本から衝撃的な発表がされる。

中邑真輔、新日本を退団する。

2016/1月を以て、中邑は新日本から出て行く。長年の新日本ファン...いいや、日本のプロレスファンからしたら、これほど衝撃的なニュースはなかっただろう。

また、その後、別の情報としてアンダーソン、ギャロ―ズは3月ごろに退団するだろうという噂まで出ている。もう、こういった情報を単なる噂として受け止められない。

 

 

 

長々となってしまったが、このような事の顛末があり、AJは新日本から離れ、WWEに挑戦するため、故郷のアメリカへと渡った。

 

そして、2016年1月24日、現地USA WWEの年間4大イベントの1つ、

Royal Rumbleに彼は現れた。

 


WWE Network: AJ Styles makes his WWE debut in the Royal Rumble Match: Royal Rumble 2016

 

入場3番手に、新たな入場曲と共に姿を見せた。

当然、会場は大歓声に包まれた。彼のニュースが全世界を駆け巡っていたため、会場の反応はどちらかというと、「待ってたぜ!」と歓喜しているようだった。

それでも信じられないといった感じもあった。私も視聴していて、わかってはいたが、昂ぶる感情を抑えられなかった。

 

 

長いキャリアを積み、プロレス界では知らぬ人はいないほどまでの地位まで登り詰めた彼は、今ようやく世界最大の団体に姿を見せた。

TNAの人気が縮退し、多くのレスラーが離れた。

WWEのNXTという"試合重視"路線により、多くのインディレスラーが獲得された。

そこには元ドラゴンゲート、元ROH、そして、元TNAなどたくさんのレスラーが参戦することとなる。

 

だが、AJ Styles 彼だけは、古巣ROHへ戻り、そして新日本へと参戦した。

 

プロレスの試合というものを誰よりも重んじる選手。

そんな彼はWWEで、どんな展開を見せてくれるのか。

そして、WWEは彼をどこまで"魅せて"くれるのか。

 

これからのAJ Stylesのレスリング人生の幸福を祈ると共に、

今後の彼に大いなる期待を寄せたいと思う。